おばとプラハ＆ブダペストで芸術を楽しむ
８月に、おば（60台前半）とチェコのプラハと、ハンガリーのブダペストに行ってきました。おばが、私がいるオーストリアのウィーンに遊びに来てくれたので、せっかくだから近隣の他の国にも連れて行こうと思い、大好きな街でもう４回も行っているプラハと、まだ行ったことがなく、以前から行ってみたかったブダペストを選びました。まずウィーンから電車でプラハに移動し（４時間ほど）、そこで１泊、次の日の夜に飛行機でブダペストに移動しました。
プラハでは到着時、雨がふりそうでしたので、ホテルにチェックインして荷物を預け、一番重要なプラハ城にまず行きました。城の入り口まではトラムを利用。トラムをおりた時点で雨が降ってきて待ったため、ゆっくり城内は散策せず、聖ヴィート大聖堂だけじっくり見物し、早々に退散。ホテルに一度戻り、小雨の中、カレル橋にお散歩に行きました。
食事はPOTREFENA HUSAという、お気に入りのレストランでしました。ここはチェーン店ですがリーズナブルで美味しいチェコ料理が食べられます。翌日はもう一度カレル橋に行き、天文時計が動くのを見て、夕方空港に移動。夜にブダペストに到着し、その日はホテルに移動しただけです。翌日の午前は王宮の丘を見物し、そこから国会議事堂へ。お昼を聖イシュトバーン教会の前で食べてから、教会内部へ。夜はドナウ河クルーズを楽しみ、深夜バスでウィーンに戻りました。
プラハでふらっと立ち寄ったカフェのコーヒーがとても美味しく、おばが大変気に入り、店員さんに聞いて同じコーヒー豆をお土産に買って行きました。プラハでは２回ほどカフェに入ったのですが、どちらも大変コーヒーが美味しかったです。またおばは、私のおすすめレストランPOTREFENA HUSAがとても気に入ったようで、チェコでの主な食事は全てそこで済ませました。
ブダペストでは天気もよく、どこも見ても美しい景色で、たくさん写真を撮りました。ホテルはペスト側に取ったのですが、川沿いを歩きながらブダ側を眺めるだけでとても楽しかったです。イシュトバーン教会では、展望台に登りました。ブダペストが一望できました。一番よかったのはドナウ川クルーズでした。夜、ライトアップされた国会議事堂は息を飲むほどの美しさでした。クルーズには日本語音声ガイドが含まれており、ウェルカムドリンクもあって一人20ユーロしないくらいでしたので、とてもお得だったと思います。
プラハに着いた日も翌日も、雨の予報だったので、ずっと雨だったらどうしよう、と本当に不安でした。幸い翌日は晴れたので結果的にはよかったのですが。また、２年前まではプラハではミュシャのスラヴ叙事詩（日本でも展示があったと思います）が公開されていて、それを見せたかったのですが、行った当時はもう公開は終わっており、大変ショックを受けました。
おばはあまり芸術や歴史に興味がなく、また、海外旅行の経験もなく、当然英語も喋れないので、観光ガイドをするのに非常に困りました。彼女は携帯も海外で使えず一瞬たりとも一人きりにできなかったので、楽しかったですが本当に疲れました。単独で動くことが出来ず、たまにひとりになりたいなぁ、と思うことがありましたが、血のつながったおばなので、我慢しました(笑)
ブダペストからウィーンへは、夜のクルーズの時間の関係で、23時発のFlixbusという、ヨーロッパではよく使われている長距離バスを利用しましたが、深夜の郊外の長距離バス乗り場は、ちょっと雰囲気が悪く、明らかに外国人観光客とわかる女性２人組で待っているのはあまり心地が良いものではありませんでした。寝るに寝れず、おばはしっかり休んでいましたが、カバンをしっかり抱きしめて音楽を聴きながら眠気に耐えて過ごしました。
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